近頃では､口呼吸をする人が増大していると云われる｡
ある大学の教授が､講義中にペットボトルのお茶をもってる学生が途方もなく少なくない事に驚き､それは口やのどが渇く為､つまり口呼吸をする人(若者に少なくないらしい)が増大してきているためじゃないか､と指摘していた｡
臭いのもとに成る物質は動物性脂肪や動物性蛋白(蛋白(たんぱく))質等の代謝物である｡
大腸まで送られた蛋白(蛋白(たんぱく))質は細菌に拠って腐敗し､多種多様な匂い物質をつくり出す｡
悪玉菌であるウェルシュ菌や大腸菌に拠って分解されると､アンモニア､アミン等がつくり出され､
体臭や多種多様な疾患の原因となる｡
食事をする際には､匂いの素となる肉類(動物性蛋白(蛋白(たんぱく))質や脂肪)を控え､腸内の善玉菌を増大させる事が肝心である｡
またストレスという心理的負荷も便臭をつよくする原因の1つに成る｡
ストレスという心理的負荷を実感すると､胃や腸の酵素の働きが狂ってしまったり､腸の動き自体も鈍くなる｡
その為腸の中で､口にした物の腐敗が進んで匂いがつよくなるのである｡
便の匂いを多少なりとも軽くする為に､口にした物を末永くからだの中にとどめておかない事である｡
栄養のあるものを｢楽しいな｣｢美味しいな｣と実感しながら､よく噛み賞味してから呑みこんでほしい｡
食物繊維の豊富なものなら､自然によく噛むように成る｡
水分もたっぷりと摂ろう｡
食事の時間は楽しい時間であるべきである｡
ストレスという心理的負荷を実感する事なく､ゆったりと楽しく食事をし､からだに栄養を充分吸収させ､よい便がでるようにしよう｡
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